HOME<新春天空狂言<1月1日17時開演 見どころ解説
|
狂言のほのぼのとした笑いをかもし出す〈鶏聟〉
|
【鶏聟(にわとりむこ)】
聟入りをすることになった聟が、作法を教わりに某のもとを訪ねます。某は聟をからかってやろうと、当世風の聟入りは鶏の鳴きまねや、蹴り合う真似をすると嘘を教えます。意気揚々と舅のもとへ出かけ、いきなり鶏の真似を始めた聟を見て、舅は…。
張り切って鶏のまねをする聟とそれにつきあう人のよい舅の、ほのぼのとした様子が和やかな笑いを誘います。今回はめずらしい囃子入りで、にぎやかにお届けいたします。
【口真似(くちまね)】
主人は酒の相手になる人を探してこいと太郎冠者に命じます。連れて帰ってきた客は酒乱で有名な人物。酒癖の悪い男をなぜ連れてきたのだと叱られ、面白くない太郎冠者は自分の言う通りするよう命じた主人の言うことをすべて真似して…。
主人と太郎冠者。狂言作品の多くに登場する名コンビが、またまた騒動を巻きおこします。太郎冠者が、律儀に主人の真似をして客にくりかえすたびに、会話がだんだんと混線していくところが、この狂言の面白さ。太郎冠者と主人を、茂山千三郎と鈴木実の師弟コンビが演じます。
【鈍太郎(どんたろう)】
久々に西国の旅から都へ戻ってきた鈍太郎は、下京の本妻と上京の愛人のもとを訪ねますが、あまりに長旅だったため、二人とも本物の鈍太郎とは思わず戸を開けようともしません。悲観した鈍太郎は出家を決意しますが…。
二人の女に思われる色男の鈍太郎をあきら、本妻と愛人を正邦・茂兄弟がそれぞれ演じます。本妻には少々邪険に、愛人にはやさしくふるまう様子が笑いを誘います。 終盤の手車も見どころです。
|
「新春天空狂言」番組へ戻る
「能狂言ホームページ」HOMEへ戻る
|
|