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みどころ

春狂言2013 みどころ
■第1部 4月28日(日)13時30分開演

○鷺流台本より創作 作・演出:茂山あきら「隠狸(かくしだぬき)」

太郎冠者が狸を釣るという話を聞いた主人が、当人に本当かと尋ねると、太郎冠者は釣ったことがないとウソをつきます。主人は、それをあてにして狸汁を振る舞う案内を出してしまったので、市で狸を求めてくるよう太郎冠者に命じます。実は昨夜、太郎冠者は狸を釣り、市へ売りに行こうと考えていたところでした。狸を手にした太郎冠者が市へ出向くと、そこに主人が現れて…。
大蔵流には現在台本の存在しない作品ですが、大正時代に途絶えた鷺流の台本を基に、茂山あきらが創作、初上演いたします。



○「魚説経(うおぜっきょう)」

摂津国兵庫の浦の漁師は、殺生が嫌になったので、にわか出家となり旅に出ます。その旅路の途中、僧は信心深い男と出会います。男は持仏堂で法事をしてくれる僧を探しており、さっそく出家を連れて帰り説経を頼みます。もともとは漁師だったため経を知らない出家が、苦しまぎれに語る説経とは…。
魚の名づくしでもっともらしく語る様子がおかしい作品です。茂山七五三・逸平の親子共演でお楽しみいただきます。



○「止動方角(しどうほうがく)」

茶比べに行く主人は、太郎冠者に命じて伯父の所へ茶や馬を借りに行かせます。借りた馬は、後ろで咳をすると暴れる癖があると聞き、太郎冠者はそれを鎮める方法を聞いて帰路につきます。帰宅すると、主人が迎えに出ており、遅いと叱るので、おもしろくない太郎冠者は…。
ひと癖ある暴れ馬に、主人と太郎冠者は。見事な主従逆転が狂言らしい展開です。こちらも茂山千五郎・正邦の親子共演でお楽しみください。


■第2部 4月28日(日)17時30分開演

○「佐渡狐(さどぎつね)」

越後と佐渡のお百姓が年貢を納めに行く途中、道連れになります。佐渡に狐がいるかどうかで、小刀を賭けた言い争いになり、奏者に判定を委ねることになります。先に年貢を納めた佐渡のお百姓は、奏者に賄賂をおくり狐について教えてもらいます。後の越後のお百姓も無事に年貢を納め、さて、賭けの判定は…。
佐渡に狐がいるかいないかで、小刀を賭ける贈収賄のドロドロしたストーリー…と思いきや、狂言らしいコミカルな動きと、からっと笑える結末で人気の作品です。



○「竹生嶋詣(ちくぶしままいり)」

無断で旅に出た太郎冠者を主人が叱りに行きますが、太郎冠者が「竹生島に参詣した」というのでそれならばと許して土産話を求めます。太郎冠者は犬、猿、蛙、くちなわ(蛇)が集まり、それぞれ秀句を詠んだと話をし、主人を面白がらせます。ところが、くちなわの秀句を聞かれて困った太郎冠者は…。
狂言らしい言葉遊びが詰まった作品。それぞれの動物を再現するしぐさも狂言独特な見どころのひとつです。



○「猿聟(さるむこ)」

嵐山に住む舅猿のところへ、吉野山の聟猿が妻と大勢の供猿を連れて聟入りにやってきます。聟は土産の酒樽と肴を渡し、儀礼の催事を済ませます。続いては聟も舅もお供の猿も、一堂に会しての酒宴が始まり…。
能「嵐山」の替間で、決まり言葉以外はすべて「キャッキャッ」という猿言葉で会話されます。聟入りが形式化されている狂言だからこそ成立する、まさに奇曲です。舞台に登場する桜や、酒宴の様子も相まって、春らしく、華やかで賑やかな雰囲気をご堪能ください。



主催:KENSYO(株式会社セクターエイティエイト)/企画制作:SECTOR88

お問合わせ>>セクターエイティエイト TEL. 06-6353-8988 (平日 10:00〜18:00)

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