太郎冠者 次郎冠者


狂言では従者、召使の身分を表し、大名・主に仕えるものの役柄。
狂言の中でも最も親しみやすく、明るく酒好きでずるがしこいユーモアあふれる人物。

大名

狂言に登場する大名は荘園の領主クラスで格があまり上ではなく、 いつの時代にもいそうな尊大な人物が風刺されている。
太郎冠者にだまされたりドジな所がある。

山伏・僧侶
無学なくせに知識をひけらかしたり、斜に構えているようで実は物欲・金欲の亡者。
(人の心理を笑いにした狂言は、宗教者もその対象となる場合がある。)

※この他すっぱ(詐欺師)鬼、物の怪など15、6種類の物に統制されています。
いずれも狂言独特の解釈で描きだされています。
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