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1月2日(土)11時開演
新春トーク 茂山宗彦
【舞初式(まいぞめしき)】
茂山千五郎 茂山七五三 茂山あきら 茂山千三郎 茂山正邦 茂山宗彦 茂山茂 茂山逸平 茂山童司
2015年「天空狂言」の幕開けを飾った〈舞初式〉。厳かな雰囲気で新年のはじまりにふさわしいと好評につき、2016年も舞台で上演いたします。京都・茂山千五郎家勢ぞろいで、一門社中のお正月に行われる舞初式は、普段は見ることのできない貴重な行事です。
【延命袋(えんめいぶくろ)】
主/茂山あきら 太郎冠者/茂山茂 女房/松本薫
口うるさい女房に嫌気がさした夫は、太郎冠者に里帰りした女房のもとへ離縁状を持っていかせます。それを見た女房は激怒して直接返事をしたいと帰宅し、どうしても暇をとらせるのなら“暇のしるし”が欲しいと言います。夫が何でも好きなものを持っていけと言うので、女房は持参した袋を広げて…。
狂言らしい夫婦愛のかたちで初笑いをお楽しみください。
【靱猿(うつぼざる)】
大名/茂山七五三 太郎冠者/茂山童司 猿曳/茂山正邦 猿/茂山鳳仁
地謡/丸石やすし 茂山茂 増田浩紀 鈴木実
太郎冠者を伴って出かけた大名が、道で猿曳に出会います。大名は猿曳の連れている猿の皮を靱(矢を入れて持ち歩く筒状の道具)にかけようと所望し、脅された猿曳はやむなく猿を殺そうとするのですが猿のあまりの無邪気さに殺すことができません…。
「猿にはじまり、狐におわる」と言われるように、舞台に立ち始めた子方が登場する演目です。今回は茂山千五郎の長男である茂山正邦の三男・茂山鳳仁が勤めます。ドラマティックな展開や、はじめは傲慢な大名が猿の無邪気さに心が変わっていく様子、猿曳の猿への愛情、子方が演じる猿の可愛らしさなど、見どころ満載の大曲です。
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※都合により出演者・番組を一部変更する場合がございますので、予めご了承ください。
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